2018年1月10日

学ぶ会新年会

民宿やすらぎ 参加14名

 只見らしい雪のなか、新年会を行いました。
 テーブルの上には数々の心のこもった手料理が並べられ、ビール・日本酒・ワインが入れば盛り上がらないわけがありません。さらに渡部民夫さんによる熊撃ちの多岐にわたる話に大盛り上がり(知識も蘊蓄も半端ない! 初めて聞く話にヘー、ホーの声多数)。熊猟の話にとどまらず、家で飼っていたクマ・ムササビについて、はたまたクレー射撃・銃についてと縦横無尽に話が飛びます。
 気がつけばあっという間に3時間がたっていました。
 次々に出てくる料理はどれもおいしく、これぞ「おもてなし」の心意気を感じ、お腹いっぱいで口福。
 気がおけない仲間たちとの愉しい会話に心も癒され、大満足の夜でした。悪天候のなか、送迎をしてくださったやすらぎさんに感謝です!(伊豆)やすらぎのごちそうやすらぎのごちそう


みんなで観察中2018年3月30日

月田農園に行きました

南会津町 参加13名

 月田さんが毎日スノーモービルで通っている道はあまりぬからずに長靴でも歩け、冬芽や動物の足跡を観察しながら散策を楽しみました。
 歩きはじめるとタヌキの足跡と糞、それにキツネの糞。見つけるたびに盛り上がる私たちに「そんなに糞に興味あったのかー」と笑われつつ、糞に混じるグレーの毛のようなもの、山肌に落ちる動物の毛を見つけ、なんだろかと不思議がる月田さん。
カモシカの骨を発見 進むとカモシカの骨が!
「この前まで良く見かけた2頭のうちの一頭かもしれないなー」と月田さん。 「かわいそうだけど周りの動物たちはこのおかげで助かっただろなー」と聞くと考え深いです。新しいカモシカの足跡があったのでもう1頭は無事なようです。
 なにもなさそうな雪道もよく観察すると発見がたくさんありました。おいしかったヤマナシの実、オオバボタイジュの葉の形、ミズメの木の香り、オニグルミの芽の下のオナガシジミの卵、鉄の循環の話、一人で行っても気づかないことをいろいろ教えていただけました。
 11時半に農園の小屋に到着。朝一度来たからと、薪ストーブの焚かれた暖かな部屋でお弁当と奥様手作りのぼたもちをおいしくいただきました。
 午後は農園のなかを案内してもらって、チャイロスズメバチの話やメダカやミズバショウを見ることができました。雪にぬかって転ぶ人がいましたが、ケガなく3時に無事終了。月田さんの話は楽しくて、たくさんのことを学ぶことができました。ありがとうございました。(こずえ)


2018年4月15日 10:00-12:00

第14回 只見の自然に学ぼう会
講演会 「世界自然遺産小笠原諸島の自然と保全への取り組み」

只見振興センター 参加21名
講師 加藤英寿氏(首都大学東京)

 まずは、前夜の加藤先生を囲む懇親会の報告です。
懇親会は前日の夕刻、「民宿ふる里」で先生を含めて15名の参加で大いに盛り上がりました。とにかく先生を質問攻め。印象に残ったのは「小笠原と只見はある意味似ている」ということ。これは講演会のときにも具体的に話されましたが、他と隔絶されていたからこそ残ったものがあるということ。それと、地元の人(Iターンが多い)が熱い。今日のメンバーを見ても「とても普通じゃない!」ところも同じだそうです。それから、やはり子ども時代の感化が重要。先生は小学生時代の先生の影響で今の道に進まれたそうで、「中学校、高校では遅すぎ!」と言われました。

講演会のようす 中央が加藤先生 講演会は、只見振興センター1階学習室で参加者21名。菅家町長も執務の合間を縫っていらしてくださいました。司会進行は伊豆富子さん。新国代表あいさつで、只見で講演会をする意義について、「小笠原諸島の保全への取り組みが只見の自然の保全にとっても参考になるだろう」ということが述べられました。
 先生はとても話し上手で、「勉強会なので難しい話もしますよ」とおっしゃいながらも、冗談を交え、とても濃く充実した2時間でした。
 大雑把にまとめると、小笠原諸島は過去に一度も大陸とつながったことがないゆえの特異な生態系が「進化の実験室」として認められて世界自然遺産に登録されたこと。その具体的な事例がいくつも紹介されました。ところが、小笠原の自然はかなり破壊されていて、外来種の駆除事業等様々な保全への取り組みが行われているそうです。しかし、実は人為の及ぶ前の自然がほとんどわからないので目標もわからないのだとか。唯一、人が定住したことのない南硫黄島にその自然が残されているようで、その学術調査のビデオも見せていただきました。1年がかりの準備を経ての、南海の絶壁の孤島に挑む冒険のようなサバイバルのような内容でした。他には、人が持ち込んだネズミで絶滅した海鳥が南硫黄島では繁殖していて、海洋島における本来の生態系、水域と陸域のネットワークが維持されていること。
 ビデオでは、オガサワラオオコウモリが可愛かった! 天敵がいないから地面を這い、爪で木登りをし、タコの木の実を食べていました。
 只見との共通点が、他と隔離されていたことによる特異な生態系が残されていることとしたら、違う点は小笠原は人の歴史が浅いのでまだ固有といえるような伝統文化が発達していないことです。ということは、小笠原はBR(ユネスコエコパーク)にはなれない。(恵子)


ごきげんなちびっ子2018年5月13日

花暦調査&バードウオッチング報告

布沢癒しの森 参加14名

 しとしとと雨が降る中、布沢癒しの森にて観察会が行われました。参加者は、大人12名と幼児2名の計14名。すでに観察会経験済みの我がちびっ子2歳児と生後約半年の乳児も初参加です。
 マニアックな我々集団を惑わすかのように出迎えてくれたのは「カ、カ、カ、カ、カカカッコウー」??? どもり気味でひょうきんな鳴き声のカッコウでした。小雨が降っていたこともあり、鳥の姿はまったく捉えられず、双眼鏡も出番がないままでしたが、キビタキ、イカル、ヒガラ、コガラ、サンショウクイ等のさえずりが聞こえてきました。その他、私には聞こえなかったのですが、ヤブサメ、シジュウカラ、ハシブトガラス、ホトトギス、アカゲラ等もいたようです(合計12種の鳥の鳴き声を確認)。
 初めて聞いたアオバトの鳴き声は、動物の遠吠えかと思うような特徴的な声で、これは次に聞いてもわかかりそう。
 花はというと、癒しの森入口から順に花が下向きに咲いていたモミジイチゴ、鮮やかな濃い紫色のスミレ、オオカメノキの白い花、枝が黒いオオバクロモジの花、そしてみなさんが注目していたのは、小さくて見落としてしまいそうなツノハシバミの赤い花でした。
 最も印象に残ったのは、ブナの芽生えです。この小さな芽から樹齢300年を超す大木が育つのかと思うと、可能性がいっぱい詰まったこの芽生えがとても力強く、尊く感じられます。
 9時半過ぎに出発し、雨にも負けず、癒しの森の終点まで行き、折り返し戻ってきたのは12時半頃。驚くことに2歳の幼児は、肩車で少しラクをしたものの、往復自分の足で歩き通しました(我が子ながら恐るべき体力!)。
 ポケットをどんぐりや葉っぱでいっぱいにし、小さな虫やキノコを見つけては立ち止まり興奮し、雪の重みで変形した樹木にぶら下がる等、思うままに楽しんでいた様子…。ちびっ子の手を引き、相手をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
 終わりに、小林にある五十夢にてラーメンや定食を頂き、今回も心身ともにお腹いっぱいの観察会となりました。(ナカノトモコ)
紫色のスミレモミジイチゴ オオバクロモジオオカメノキ

殻斗を持ち上げてブナの芽生えツノハシバミ(小さな赤い雌花と垂れ下がる雄花序)

2018年5月〜11月

癒しの森花暦調査概略

 2018年の癒やしの森花暦調査は、5月の第1回をバードウォッチングと兼ねて開催したこともあり、延べ42人の参加がありました。只今、調査結果を取りまとめ中ですが、森のなかだったためか、草花の種類は少ないようです。
 今年2019年は黒谷入の林道で調査します。春のフクジュソウのあとにはなにが咲くのでしょう? 興味津々です。どうぞお気軽にご参加ください。(ゆたじー)

調査日と参加人数
1 5月13日 14人
2 6月11日 6人
3 7月8日 4人
4 8月6日 5人
5 9月10日 4人
6 10月6日 3人
7 11月11日 6人
計7回 42人

2018年5月25日

「只見の自然を楽しむ写真展」 in明和小学校

展示準備 参加5名

 明和小学校で行う写真展の準備を行いました。展示パネルの取り付けはとても難しく四苦八苦しましたが、先生方のご協力を得ながら無事に作業を終了できました。
 写真の展示期間は半年くらいの予定です。生徒のみなさんには、只見町の自然に親しみながら、またふだんの生活の中で自然の面白さを発見し、楽しい学校生活を過ごしていただきたいなと思います。(かな)


2017年1月13日

学ぶ会忘年会

季の郷湯ら里 参加16名

 学ぶ会忘年会は、柄にもなく入院したヤマサ社長、弘アンニャの退院祝いも兼ねての飲み会になりました。
 乾杯はゆたじー、万歳は荒川先生。途中から只見史談会の忘年会にでていた古川さんも加わって、わいわい盛り上がりました。終わりのころ、「はあ、2時間もたったのがや? おら、30分くれえしかたった気がしねぇ」とは、俊行アンニャの感想。そのくらいおもしろくて、よがった、よがった。(イサム)