2013年1月14日

水鳥観察会

参加6名

只見湖でのカモ類カウント結果報告です。

只 見 湖
1 コハクチョウ 2
2 オカヨシガモ 2
3 ヨシガモ 1
4 ヒドリガモ 10
5 マガモ 51
6 カルガモ 82
7 コガモ 40
8 ホシハジロ 44
9 キンクロハジロ 3
10 ホオジロガモ 1
11 カワアイサ 2
合計 11種類 238羽

滝湖は湛水されていないためカウントを中止しました。

2年前の大洪水被害によってカモ類が越冬できる環境が回復していません。只見ダム近くの山で、カモシカがのんびり反芻しているのを見て一安心。

2013年1月27日

第11回 只見の自然に学ぼう会
「環境病をいやす奥会津の実践」

講師:池谷純人氏
朝日地区センター 参加約30名

自ら患者であり、環境病に苦しむ人の手助けするため、NPOを作って積極的な活動を展開されている池谷純人氏にご講演いただきました。

参加者の声

化学物質過敏症・電磁波過敏症とは聞いたことがあり、興味があり池谷純仁さんのお話を聞いてまいりました。池谷さんは横浜に生まれ育ったとおっしゃっていました。環境病という、聞きなれない病。化学物質や電磁波など目に見えないモノが原因だとされる病によって体調を崩したのが9年前だったそうです。そして、縁もゆかりもない山奥「福島・南会津」へ移住して6年目の厳しい冬を快適に過ごしているとのことです。「世界一不便なキャンプ場~南会津町あらかい健康キャンプ村」だそうです。食べるものは「玄米と味噌と少しの野菜を食べ」(聞いたことのある言葉ですね)、1日2食の生活だそうです。食べ物の陰と陽なども話され、自分の食生活も反省しました。

2013年2月10日

雪まつり参加行事

参加4名

只見町ブナセンター冬芽観察会に参加しました。

2013年3月9日

定例会

参加12名

「奥会津の木地師」映写会の日程、ユビソヤナギ調査の日程、植生調査は旅行村で5月からスタートなど決定。

2013年3月31日

「奥会津の木地師」映写会

朝日地区センター 参加約30名

この映画「奥会津の木地師」は、元木地師の古老たちに声をかけて木地の仕事を再現する記録映画です。民族映像文化研究所の姫田忠義氏の企画・監督作品。

今日の映写会興味深く見せてもらいました。南郷地区にも木地師集落が、今の駒止トンネルの手前にあり、私が小学校の2年生の頃まで(もう60年も前ですが)同級生がおり、毎日ではないですが学校にきてました。何しろ遠いので、1校時目には間に合わなく遅れてきていたように覚えています。秋になるとみんなに大きなミズナラのドングリをいっぱい拾ってきてくれました。その年までで、家族で他の山に移ったのか、先生が何か説明されたようにも思いますが、ドングリをもらったのが、最後でした。女の先生でしたが、春の家庭訪問の時遠くて大変だった話をされてました。今思えばその時先生は、砂利道の県道を自転車を押して上がり、途中から山道を歩き、帰りの県道は、ブレーキを引きながらの自転車で、行きも帰りもペダルは不要だったと思いませんか。(禮次郎)

2013年4月14日

ユビソヤナギ調査・観察会

参加4名

調査地は、只見川・伊南川合流点から内川まで。伊南川と黒谷川の豪雨災害後の川の変化とユビソヤナギへの影響を見て歩きました。伊南川の両岸と中洲にあるユビソヤナギは多少の被害は見られるものの全体的には無事でした、伊南川で一番太い浜野のユビソまで行って見てたら地元のおばちゃんに質問されたので、村の宝にして下さいと言ってきました。
黒谷川は、かなり流されたものが多く川も変化してしまったように思いますが、黒谷川で一番太いユビソは無事でした。朝日橋上流左岸、黒谷川合流点までのユビソは10本前後枯死してるのが気になりました。

調査風景2013年5月12日

植生モニタリング調査 1回目

只見町青少年旅行村いこいの森
参加3名 調査p

只見町青少年旅行村いこいの森のハイキングコースを調査地に、植生調査を行いました。原則毎月第2土曜日(9時から13時頃まで)に実施しました。
つぼみ、花、実、胞子のあるものだけをリストにしました。36種類の植物を確認。イワナシがたくさん咲いていました。山の上ではマルバマンサクが満開で、タムシバの花も見頃でした。スミレも5種類ありました。池ではクロサンショウウオとアカガエルの卵を確認しました。

2013年5月15日

定例会

参加16名

総会を前に学ぶ会の現状と問題点を話し合いました。来年度に向け、各事業とその主となる担当者を相談しました。

2013年5月26日

寄岩バードウオッチング

参加9名

20年ぶりに確認できたという絶滅危惧種のチゴモズをはじめ17種の鳥を確認。

2013年5月30日

幹事会

参加5名

総会を前に打ち合わせをしました。

キャンプサイト一面に咲くウマノアシガタ2013年6月8日

植生モニタリング調査 2回目

只見町青少年旅行村いこいの森
参加5名 調査p

ヤマツツジやタニウツギなど初夏の花がたくさん咲いており、楽しい調査となりました。今回は花や実を付けた76種類の植物を確認しました。

写真は、キャンプサイト一面に咲くウマノアシガタ。

2013年6月15日

総会と懇親会

青少年旅行村バーベキューハウス
参加23名

24年度事業報告、決算収支報告、25年度事業案、予算案が了承されました。各事業の担当者は準備から報告まで責任を持って実行することが確認されました。
懇親会は、たくさんのごちそうが用意され盛大に行われました。

ミヤマガマズミの実2013年7月15日

植生モニタリング調査 3回目

只見町青少年旅行村いこいの森
参加5名

トリアシショウマがたくさん咲いていて、山頂付近はオオコメツツジが花盛りでした。53種類の植物の花と実を確認しました。また、鳥類の調査も行い、サンコウチョウ1、ヒヨドリ3、ニュウナイスズメ3、ホオジロ1、メジロ2、ヤブサメ1、キビタキ3、イカル1、オオルリ1、シジュウカラ1、計10種を確認。超レアになったサンコウチョウの鳴き声を二十数年ぶりに聞くことができました。

写真は、ミヤマガマズミの実。

ホツツジの花2013年8月10日

植生モニタリング調査 4回目

只見町青少年旅行村いこいの森
参加8名

8月の半ばだというのにゲンノショウコやミズヒキ、キンミズヒキなどの秋の花がもう咲き始めていました。タマアジサイのつぼみが開きかけていましたが、植栽でしょうか?

写真はホツツジの花。

2013年8月11日

黒谷川魚類調査

参加7名

黒谷川倉谷川から伊南川合流点までの黒谷川の改修工事状況と魚類調査をしました。前日から設置された4か所の捕獲網で獲れたのは、ヤマメ1、カジカ1、ウグイ3、アブラハヤ2でした。魚や昆虫は非常に少なかったです。当日、調査にあたられたNPO法人新潟水辺の会の風間さんより原因を伺いました。
魚の餌が、ほとんど見られなかった。
考えられる原因
イ.川底の石に藻が付いてない(工事による濁りで光合性ができず藻が育たない)
ロ.水生昆虫がほとんど見られない(単調な川底と川を被う河畔林が無いので落下昆虫も望めない)

2013年9月13日

古老の話を聞く会「鈴木良三郎さんの戦争体験」

民宿ふる里
参加10名

海軍の兵士だった鈴木良三郎さん(92)から貴重な戦争体験を伺いました。

2013年9月14日

植生モニタリング調査 5回目

只見町青少年旅行村いこいの森
参加5名

2013年10月12日

植生モニタリング調査 6回目

只見町青少年旅行村いこいの森
参加3名

銀山街道2013年11月5日

いにしえの銀山街道、美女峠を訪ねる

参加9名

昭和村の美女峠へハイキングに行きました。
朝まで降っていた雨が上がり、木々の紅葉が鮮やかで、今が見頃です。峠頂上の高姫清水は薄暗くて、残念ながら美女というより化け物が出そうな場所でした。天候に恵まれ、紅葉が素晴らしく、快適な山行になりました。


旅行村から只見方面2013年11月8日

植生モニタリング調査 7回目

只見町青少年旅行村いこいの森
参加4名

今年の植生モニタリング調査は今回で終了です。7回の調査で確認できた種が204種、日本海側に特有の植物、保護したい植物が32種ありました。調査報告は「学ぶ会通信 vol.9」をご覧ください。

写真は、旅行村から見下ろす只見字赤沢付近。


学ぶ会通信82013年11月8日

学ぶ会通信 vol.8 発行

A4判8ページ、今回からカラーオフセット印刷になりました。400部印刷。2013年1月から10月までの活動記録です。画像をクリックするとPDFが開きます。


2013年11月20日

定例会

参加11名

代表の座学「自然保全と持続可能性」。スライドを見ながら温暖化問題、保守、保全の違いや持続可能な利用ってどんなこと、などの勉強会になりました。

議 題

1 福島銀行の「ふるさと自然環境基金」応募しました。
2 次回「学ぼう会」は佐藤勉さんで3月8日に決まりました。
3 ブナセンター指導員の遠藤さんに、カワウの勉強会をお願いします。
4 忘年会は12月16日に決まりました。

2013年12月16日

忘年会

みな川旅館
参加19名

学ぶ会ではめずらしくカラオケまで出て盛り上がりました。

表彰状と目録2013年12月27日

ふるさと自然環境基金助成決まる

11時30分から福島銀行本店で、ふるさと自然環境基金助成金の授与式に出席してきました。出席者は福島銀行社長以下そうそうたる歴々と来賓でした。助成金は20万円。

この20万円は、学ぶ会で刊行する冊子の費用の一部として認められたものです。これをもとに只見の自然を紹介する本を作成する予定です。