2008年1月12日(土)

ガンカモ科鳥類生息調査
滝湖と只見湖で水鳥の観察とカウントをしました。

滝湖 天候:曇り/参加:3名

滝湖 天候:曇り/参加:3名
1 マガモ 135
2 コガモ 60
3 カルガモ 61
4 ホシハジロ 124
5 キンクロハジロ 22
6 スズガモ 2
7 カワアイサ 2
8 コハクチョウ 52
9 オオハクチョウ 3
合計 9種類 461羽

スズガモが珍しいくらい。人工給餌をやめてから、カモの種類と数が減ったようだ。
減ったのは、ホシハジロとキンクロ、増えたのは、マガモとカルガモ。 オナガガモは来なくなった。やはり、人の影響がありそう。

只見湖 天候:曇り/参加:3名
1 マガモ 115
2 コガモ 25
3 カルガモ 61
4 ホシハジロ 207
5 キンクロハジロ 89
6 ホオジロハジロ 2
7 オオバン 10
合計 7種類 509羽

種類数が減った。例年見られるオカヨシガモやヨシガモがいない。
20羽くらいいたヒドリガモが見られなかった。
ただ、オオバンは冬鳥として定着した模様。 只見湖公園下流のヤナギのブッシュに見え隠れしているので機会があったら見てください。

雪のフィールドへ2008年2月10日(日)

雪まつり・雪遊び

参加:16名

今年の只見ふるさとの雪まつりは、ほぼ2日とも天気に恵まれ、学ぶ会の雪遊び・鍋の会は2月10日(日)に遊んで食べて飲んで喋って交流を深め、楽しみました。
参加者は地元のメンバー10人に加え、サポート会員のkurikinさんら4名、布沢の山の中から雪道を2時間歩いて来てくださったIさんご夫妻など16名。

ヤマサ商店の前で今年は入叶津のヤマサ商店さんの六角形展望小屋お借りして集合。まずはスノーシュー・かんじき・テレマースキーで川沿いを歩いたり滑ったり、はまったり…。小屋に戻ってお待ちかねの鍋。今年は和子ママが腕をふるったポトフと手巻きサラダ・湯豆腐・マトンしゃぶにヤマサ商店のお焼きを炭火で焼いていただきました。
素敵な小屋を開放してくださったヤマサ商店さん、ありがとうございました。

2008年5月25日(土)19:00~

蒲生岳セラピーロード・ブナ林観察

只見の自然に学ぶ会・只見地区センター共催
参加:7名

地元ガイド三瓶利之さんの案内で、蒲生集落で新たに拓いたセラピーロードへ行ってきました。1時間半ほどの登りで気持ちのよいブナ林へ。ちょうど只見線にSLが走る日で、汽笛も聞こえてきました。途中には只見一と思われるミズナラの巨木もあります。

2008年6月14日(土)

2008年度総会と懇親会

只見青少年旅行村バーベキューハウス
参加:14名

主な議題
2007年度事業報告・会計報告・事務局の移転と幹事の増員について
2008年度事業計画・予算
その他:ML投稿のルール作り等、意見が出されましたが時間が足りず、次回定例会で事業計画の再考や学ぶ会のパンフレット作成と合せて検討することになりました

総会終了後にバーベキューでカンパーイ。
メニューは健康第一、マトンしゃぶ・冷やっこ・盛りだくさんの野菜。特に潤子さん宅の極太アスパラの塩焼きは最高でした。勇さん愛情いっぱいの会津地鶏ダッチオーブンも完食。

2008年6月28日(土)

ユビソヤナギ調査

参加:3名

和子さんの野鳥調査(モニタリングサイト1000)にお供して尾瀬・燧裏林道に行ったついでに、只見川最上流のユビソヤナギ発見地、砂子平に行って来ました。
国道352号線、福島・新潟県境(金泉橋)近くの福島県側。
小集団だと聞いていたのですが、思ったよりたくさんあり、40本調査して断念。
現在、計2,449本。その内3本は新潟県側。
国道352号線、新潟県側をさらに奥に進むと、奥只見湖に注ぐ北ノ又川にもユビソヤナギが発見されたそうですが、続きは秋、アブなどがおとなしくなってからにします。

2008年7月2日(水)19:00~21:30

定例会 民宿やすらぎ

参加:8名

総会で決めきれなかった「平成20年度事業予定」の詳細、会費未納者への対応、役割分担、メーリングリストへの投稿ルールなどについて話し合いました。

2008年7月5日(土)

小塩沢ブナ林散策

参加:4名+ガイド

蒲生ガイド三瓶利之さん案内で、小塩沢のブナ林へ行ってきました。小塩沢沿いの林道を終点まで車で行き、滝ノ沢と倉前沢の中間の斜面を登る。地元の人によく使われている山らしく道はよく手入れされています。1時間ほど歩くとブナの巨木が立ち並ぶ原生的な森が広がり、幹周4mを超えるブナが何本もあり、一同感動。
戻ってから、蒲生岳麓のヒメザゼンソウを見に行ってきました。雑草の中で小さくてとてもわかりにくい花ですが、かわいく咲いてました。

2008年7月27日(日)

塩沢のブナ林散策

参加:7名+ガイド

地元ガイド・岩淵民男さんの案内で、塩沢川の林道から馬尾の滝までのんびり散策しました。天然炭酸水や温泉の湧き出すところなどなど、地元ならではのガイドでした。目的のブナ林は、ヤブに阻まれ断念しましたが、思いがけず見つけたブナの巨木に一同大興奮、大満足。巨木の多さが只見の素晴らしさと、改めて感じました。

星空観察会の様子2008年8月19日(火)

星空観察会

明和地区センター 
只見の自然に学ぶ会・只見町教育委員会共催
参加:38名

星空観察会は、やはり雨模様でしたが、おとな20人 子供18人の参加。雨上がりで雲多く、観察をあきらめ室内で古川先生の楽しいお話とスクリーンで、星空の解説と新しいソフトを使い宇宙体験をしました。

吉川先生の星の講座子供達と先生の、掛け合いで大盛り上がりの1時間後、雲間にちょろちょろみえる夏の第三角形や、月のクレーター、木星を、望遠鏡で見せていただき大喜び。宇宙に魅せられる子供達の目が輝いてました。。
古川先生 ありがとうございました。

2008年8月29日(金)19:00~

第1回「只見の自然を学ぼう会」

学ぼう会の様子朝日地区センター
只見の自然に学ぶ会・ 朝日地区センター共催
講師:南相馬市博物館 稲葉 修氏
参加者:大人26名・子ども12名 計38名

標本、レプリカ、スライドを見ながらのお話、1時間半。
子どもが多いのにも関わらず、誰も飽きたりせず、熱気みなぎる会場。ヘビ、カエル、魚、貝などのお話の面白さもさることながら、稲葉さんの生態にも爆笑の渦! 大変盛り上がりました。
今回の目玉は、前の晩、稲葉さんが蒲生でタカチホヘビを確認したこと。これで只見は日本(沖縄以外)のヘビ全種類(8種)制覇! 県内では他に南相馬市がコンプリート。それって、稲葉さんのテリトリーだからってだけでは……いえいえ、すごいことなんですってよ!!
稲葉さん、ありがとうございました。

資料のPDF稲葉さんが作成し、当日いただいた資料より

…福島県の南西部に位置する只見町は、自然豊かなところです。浅草岳をはじめとする多くの山々の緑。只見川・伊南川の清流の透明さ。咲き誇る可憐な草花。秋の紅葉の紅。そして冬の真っ白い雪。
よそ者の私にとって、冬の雪はまだ未経験ですが、どの季節も素晴らしい只見の自然・遺産なのだと思っています。月に1~2回、只見に通って生物調査をする度に、いつも新鮮な発見があり、どんどん只見の魅力に引き込まれていきます。今日は、只見で見つけた水辺の生き物について紹介するとともに、どんなところが只見のすごさなのか、そして、この「宝」をどう守り、未来の只見の子どもたちに残していったらいいのか、についてお話してみたいと思います。

写真上:講師の稲葉さんを紹介する新国代表
写真下:稲葉さん作成の資料(画像をクリックするとPDFで見られます。200KB)

2008年9月6日(土) 16:00~18:00

定例会&役員会 渡部宅

参加:7名

1:会則の変更願い
 役員会の承認により、事務局を渡部和子宅に、住所変更いたしました。
2:補助金申請内容
 ユビソヤナギの自生地マップ作成の名目で提案書を出し、1次審査が通り、9月19日福島でプレゼンテーションに新国代表が出席します。その結果で申請が通るか、決定されます。朗報を待ちましょう。鈴木和次郎さんにも、全面的に協力が頂けそうです。
3:9月20日(土) 砂子平(尾瀬方面) ユビソ調査します。
 希望者はメールで事務局まで、連絡下さい。集合場所 時間などは決まり次第、お知らせいたします。
4:10月4日(土) 地元ガイド(佐藤 弘さん)に入叶津の裏山を案内していただきます。
 ブナを見ながら、きのこの勉強会。おまけに八十里庵にて、お蕎麦と、きのこ汁のお楽しみ付き。体力に自信なくても大丈夫だよ、是非参加してください。申し込みは事務局(メール)まで。
 ふるさと駐車場 8時30分出発予定
5:学ぶ会は、むずかしそうで参加しにくいとの声が聞かれますが、どうしたものでしょう。
 楽しみながらをモットーに、「只見の自然からお宝探して学ぶべー」と立ち上げた会なので、もっと気軽にをスローガンに初心に帰ってみませんか。

その後、ウキウキワイワイフェスタにホタルの仮装で繰り出しました。

2008年9月20日~21日

只見川上流ユビソヤナギ調査

参加:3名

20日は金泉橋(国道352号、福島・新潟県境)下流の只見川右岸(檜枝岐村砂子平)で19本確認。
21日は前回6月27日調査地(金泉橋上流)より上流を調査、喫茶「山ん中」付近で1本確認。
合計20本、No.2469まで。
ちなみに、前回調査は40本、内3本は新潟県側。今回は思ったよりも少なかったです。藪漕ぎと雨風がキツかった……。

21日は尾瀬・渋沢(しぼさわ)温泉小屋への登山口、小沢平(こぞうだいら)付近とそこから県境付近までの国道沿いを調べてみましたが、県境付近から下流にしかないようです。雨風に阻まれ、ちょっとしか調査できませんでしたが。
県境付近の新潟側、今回の調査地よりも下流にはありそうな感じ。
でも、アプローチが難しいので、私たちには無理。

20日は奥只見湖、銀山平付近の北ノ岐川(新潟県魚沼市)にまで足をのばしたところ、でんぱつ石抱観測所から下流、右岸に太くて立派なユビソヤナギが大量にありました。100本単位の予感。こちらは調査しやすそうなので、来年5月下旬にでも遊びがてら調査に行くかも。

今回調査したユビソヤナギは白っぽくて、伊南のに似ています。
付近にユキツバキらしきブッシュあり。標高約870m。周辺には立派なブナ多し。アケビ、ヤマブドウ、グミなどの実が食べ頃で、いかにもクマに会いそう。
檜枝岐村中心部にはいないマムシがいるから気を付けろ、と言われたのですが、新潟県側に行く時、県境近くの道路脇にマムシが……。対向車の人たちと一緒に車内から記念撮影しました。
ちなみに、銀山平付近のユビソヤナギは黒っぽくて、黒谷川似。オオバヤナギ(開花中)と半々くらいの林を形成。近くの尾瀬三郎商店で「山登り?」と聞かれたので「ヤナギ調査」と答えたら、ものすごく興味を持たれ、盛り上がりました、お店の人たちが。『会津学』や昭和村の菅家博昭さんの著書とか置いてある店で、ご主人が環境Gメンなんだそうです。

2008年10月4日

入叶津・キノコ勉強会 & 10月定例会 & 塩沢の大ブナ計測

参加:9名

入叶津の佐藤弘さんをガイドに、今年の新企画・キノコ勉強会は、秋晴れに恵まれキノコ収穫ゼロにも関わらず、参加者9名の満足度100%?
それぞれの楽しみ方のようで、写真撮りや栗拾いに、アケビ採り、ダイモンジ草やシラヒゲ草の花盛りで、沢沿いの散策は充実してました。それにしても、キノコの出具合は予想がつかぬらしい。
昼食の八十里庵(ガイド弘さん手打ち)の蕎麦うまかったです。多忙な中 ガイドありがとうございました。
定例会は、11月9日の布沢、恵みの森を案内してもらう件についての確認で、終わってしまいました。
午後から、巨木「塩沢のブナ」を計測してきました。改めてその大きさに感動。
計測中左右から聞こえる、不気味な低音の音に耳を澄まし、さては魑魅魍魎か、熊かとビビリながらも(カモシカかもしれない)巨木の勇姿にしばし見惚れて、さてこれは森の神とでも名付けようか?などで盛り上がりました。

2008年11月9日

恵みの森ツアー 地元のガイドシリーズ・布沢編

参加:10名

恵みの森へ彦衛さんガイドで恵みの森に行ってきました。
今年最後になるかもしれない名残りの紅葉の時期、ほかにもガイド付き2グループと個人数人に会いました。
彩り豊かな落ち葉が沢の淀みに溜まり、思わず深みにはまる人あり。木葉化石を発見し森林の分校に寄贈。帰路は新道の尾根道で落ち葉踏みしめ登山気分を満喫しました。
1時頃、森林の分校に帰り着き、昼食に。村のおばちゃんの打った新そば定食。これまたうまっかたです。
おみやげに彦衛さん手作りの、すりこぎ棒を全員でいただきました。感謝。

2008年11月29日 6時30分~

忘年会 「居酒屋もとじ」で

参加:15名

遠く田島から来られた方もいて、豊富な話題とおいしい料理でたいへん盛り上がりました。