盛り上がった新年会2017年1月13日

新年会

民宿やすらぎ 参加13名

 吹雪の中、学ぶ会新年会は無事、大盛況のうちに終わりました。
 マツタケの茶わん蒸し、マイタケや車麩の煮物、ウドや打ち豆の小鉢等スローフードの数々に、キンメダイのしゃぶしゃぶも用意していただき、最後はかき揚げ入り手打ちそば、あめと抹茶をいただきました。
 ひとりずつ今年の抱負を語った後はフリートーク。町の今後について白熱した議論も。
 今回、様々な事情で参加できなかった方、次回(飲み会)はぜひご参加を!
 お料理はとても美味しかったし、内容の濃いいい話がたくさんできました。お料理がたくさんキンメダイをしゃぶしゃぶで


2017年1月15日

ガンカモ調査(悪天予想のため中止)→
天候回復のためひとりで実施

 中止といいながら、思わぬ快晴に恵まれたため、急きょガンカモ調査にでかけてきました。
 結果はつぎのとおりです。

滝 湖
1 ヒシクイ 9
2 コハクチョウ 6
3 オオハクチョウ 11
4 オシドリ 2
5 ヨシガモ 2
6 マガモ 20
7 コガモ 18
8 ホシハジロ 135
9 キンクロハジロ 52
10 ホオジロガモ 3
11 カワアイサ 3
12 カイツブリ 1
13 カンムリカイツブリ 1
合計 13種類 263羽
只 見 湖
1 オカヨシガモ 11
2 ヒドリガモ 2
3 マガモ 257
4 カルガモ 110
5 コガモ 131
6 ホシハジロ 45
7 キンクロハジロ 17
8 カワアイサ 1
9 カンムリカイツブリ 1
10 オオバン 86
合計 10種類 661羽
 

 滝湖と只見湖を合わせて17種、924羽。
ヒシクイ 今回のスクープは、なんといってもヒシクイ。これには3つの亜種があって、滝湖では準絶滅危惧種のオオヒシクイが2羽、絶滅危惧種Ⅱ類のヒシクイを7羽(合計9羽)確認しました。日本には局所的に飛来する冬鳥で、ガンの仲間です。それに只見湖ではオオバンの大集団にでくわしました。これだけ多いのははじめて。

 さっきな報告したヒシクイの写真だぁ。只見初記録。これは、宮城県の伊豆沼だとか、新潟県の福島潟あだりでねぇど、見らんにぇ。マガンはいっぺぇいっども、ヒシクイは少ねぇ。ヒシクイっていうのは、菱の実を食うがら、つげらっちゃ名前だぁ。これが、滝湖の川岸で、ハクチョウと一緒にいだっけ。ただ、ただ、興奮。オラ一人でほんとに申しわげながった。(イサム)


2017年2月14日

「只見の自然を楽しむ写真展」 in 朝日小

展示作業 3名参加

 きょうの午後、朝日小のランチルームに、「只見の自然を楽しむ写真展」のパネルを展示してきました。Oご夫妻にご協力いただきました。3学期中は展示の予定です。

朝日小学校のランチルームに展示


参加者全員で林道に下ったところ2017年3月17日

毘沙沢今井さん宅訪問

参加13名

 毘沙沢の今井さん宅を総勢10名と甲斐犬3頭で行ってきました。
 9時40分に布沢の森林の分校集合。晴天の下、かんじき、スノーシュー、山スキー、XCスキーと皆さんそれぞれの装備で出発。途中、たくさんノウサギやキツネらしきものの足跡、ミヤマハンノキの花穂などがありましたが、カモシカは足跡のみで残念。雪景色を堪能しながら11時半ころに今井邸に到着。到着した時は雪が舞っていました。奥様お手製のカレーライス(自家栽培の米!)やダークアップルケーキ、自家製ハーブティーやコーヒーをごちそうになり満腹。
 腹ごなしを兼ねて9名が城山に挑戦。時々吹雪もようのなか、あまりの急斜面であきらめかけたものの、佐野さんの「ここ10mくらいを越えれば行ける」の一言で奮い立って、なんとか山頂に到着。1時間くらいかかりました。山頂は平坦で、なるほど小さな館があったのかも。ヤドリギが着生したブナや立ち枯れてキツツキに穴を空けられた木がありました。
 山頂から急斜面を降りるのも一苦労。登りと同じ1時間くらいかかりましたが、全員、無事に下山。今井邸でコーヒーやハーブティーをごちそうになり、みんなで記念写真を撮り、すてきな笑顔に送られながら今井邸を後にしました。
 16時半ころ森林の分校に到着して解散。帰りは足が重くて、普段の運動不足を痛感しましたが、楽しい1日でした。今井さんご夫妻と準備された和子さんと早苗さん、皆さんに感謝です。(ゆたぽん)

城山山頂城山の登り
写真左:城山登山途中、さすがお城の急斜面
写真右:城山の頂上で。このように平坦です

香箱と禮次郎さん2017年3月28日

月田農園訪問

参加9名

 うっすらと曇り空、暑くもなく寒くもなく、歩くにはとてもいい日となりました。
 歩き始めてすぐにさっそく真新しい猿の足跡を発見! ゆっくり2時間ほどかけて月田農園への道のりで、今年のイノシシ、シカ狩りのこと、鉱山の歴史、地名の由来、棚田の話、カモシカの死骸のことなど月田さんに伺いました。
 また農園では奥様Y子さん手造りの美味しいぼたもち、大根の辛子漬けなど頂きながら、ホルンのこと、香箱やお香のこと、東京の学習塾の体験学習の思い出話等々、相変わらず月田さんのお話は私たちを魅了してやみません。月田さん、お忙しいところ、本当にありがとうございました。(SANAE)

月田農園への林道で有名な禮次郎さん宅の薪


2017年4月2日

「学ぶ会通信」福島県立図書館に常備

 福島県立図書館から、「学ぶ会通信」を置きたいので、2部ずつほしいとの連絡が入りました。1部は保存用、もう1部は閲覧用だそうです。古いのは手もとになかったので、彰さんに頼んで作ってもらい、送りました。継続は力なり。県立図書館に行ったら、ぜひ見てください。(イサム)

黒谷林道脇のフクジュソウ群落2017年4月25日

春の観察会

参加9名

 まずは、定例会会場となった民宿やすらぎで、そば粉100%の絶品手打ちそばやイワナの唐揚、ウドやアサツキといった旬の山菜を頂き、お腹を満たした後に出発!(この時点で既に満足度60%超え^_^)
 最初に黒谷入の土手にてカタクリを観察しました。気温は20度を越え日差しが暑いくらいでしたが、まだ日照不足なのかカタクリの花はやや色味が弱く、ピークはまだ少し後のよう。しかし、近くにフクジュソウやキクザキイチゲなどの花々も咲き始め、ピンク、黄、白のコントラストがキレイな所です。
 次の場所は黒谷発電所に渡る橋の脇、ユビソヤナギの群生地。残念ながらユビソヤナギの花は終わりかけ、葉が茂り始めていましたが、イサム隊長がヤナギの花芽の苞の形でユビソヤナギを見分ける方法を教えてくれました(写真左下)。ユビソは苞の形が扇状に丸くなっているのに対して、オノエヤナギ等他のヤナギは苞が長細いのだそうです。とはいえ苞は、かなり小さいので老眼の方はルーペがないと見えません…。
 ここで、事件が起きました。パトカー出現!! 何やら見慣れぬ怪しい集団とパトカーに驚いた地元の方々も4人ほど集まり…。無事に事なきを得ました。何が起きたのかは秘密にしておきます。
 さてさて、一行はついに黒谷林道へ。
さっそく、鮮やかな黄色い身体が美しいキビタキがお出迎えしてくれました!!(満足度100%到達!)
 近くにはヒガラやヤマガラの姿も。しばし野鳥の観察を楽しみました。そして、いよいよ林道奥のフクジュソウの聖地へ。ワクワクしながら進むと、それはそれは見事なフクジュソウのお花畑が!! (満足度200%突破)
 この美しさ、感動は写真では伝えるのが本当に難しいです。只見に来て良かった!と心から思える瞬間ではないでしょうか。
 また、林道の途中で偶然出会ったKさんからは、黒谷にあった只見初の小さな発電所の話や(写真右下、黒谷川の川岸にかつての排水口が見える)、川に仕掛けたムジリという竹で作った網で秋口にイワナやハヤを採ってイズシにしたお話等も聞く事ができました。
 今回の観察会も、思わぬ事件あり出会いありの満足度200%超えの濃い内容でした。知識をご教示くださったイサム隊長、諸々準備してくださった事務局の皆さま、ありがとうございました。

かつての発電所の排水口カタクリユビソヤナギの花を観察


2017年4月25日

定例会

参加12名

1.バードウオッチング日程は5月16日(火)8時、石伏公園に集合、小戸沢に行きます(新地開拓です)。
2.総会は6月3日(土)夕方から。場所は只今検討中。多くの方が参加できるよう早めに日程お知らせします。
3.今年は植生調査再開します。場所は蒲生岳のふもとを考えています。とりあえず5月15日、1回目実施予定。(事務局)

2017年5月15日

蒲生岳周辺の花暦調査 第1回

参加5名

 カタクリ、キクザキイチゲ、エゾエンゴサク、コシノコバイモ、アズマシロカネソウなど春の花が盛りで新緑が鮮やかでした。
 蒲生岳周辺の花暦調査は、5月から11月までに計7回行なわれました。詳細は後ほど「学ぶ会通信」に掲載予定です。調査日は5/15、6/12、7/10、8/7、9/4、10/8、11/6でした。

小戸沢林道を行く2017年5月20日

バードウオッチング

参加9名

 最高気温が25度を越える夏日の中、今年のバードウオッチングには1歳4か月の我がちびっ子も参加しました。
 場所は、初の小戸沢林道にて実施。果たしてどんな鳥が現われるか、ワクワクしながらの出発です。
 思っていたより林道は涼しく、心地よい風が吹いていました。まずは、林道入口近くの葉っぱがやたら大きいブナの木をみんなで観察(写真右下)。和子さんが発見者です。写真では伝わりませんが、子どもの手より大きいです。
大きな葉のブナ そのすぐ近くの杉林ではサンコウチョウが鳴いていました。残念ながら姿は見えず、図鑑で見せてもらいましたが、オスは目の周りが鮮やかなブルーのキレイな鳥のようです。「ツキヒーホシ ホイホイホイ」と鳴く声は特徴的で、バードウオッチング初心者の私にも簡単に聞き分けることができます。
たくさんの鳥の鳴き声が聞こえ、イサム隊長は次々と聞こえた鳥の種類をカウントしていました。初心者にはなかなか聞き分けが難しいですが、クロツグミの声はよく響く滑らかな鈴のような美しい声色が際だち、よく聞こえました!
 少し歩くと、絶滅危惧種らしいコタニワタリというシダ植物(ワカメのよう)やクロサンショウウオの卵塊(鶏のL玉より大きい?!)を見つけ、写真をパシャパシャ。
 なかなか鳥の姿は捕らえられず、この日最初に双眼鏡で見れたのはハシブトカラスでした。
 沢の穴から聞こえるタゴガエルの変な声を聞いたり、ネコノメソウやユキグニミツバツツジの花を愛でたりと楽しみつつも、バードウオッチングとしては大きな収穫のないまま復路へ。
 オオルリやホオジロの声を教えてもらいながら、クマタカ出ないかなーと願っていましたが、奇跡は起きず頭上をトンビが飛ぶばかり。
 小さな発見はありました。ヤマグワの花粉がふわっと飛ぶ瞬間をみたり、アワガタケスミレの花を見つけたり。草花の写真を撮ったり、石を投げたり(これは1歳児)、なんだかんだ鳥の姿は見えずとも楽しみました。
 9時頃に出発した観察会も、林道を出る頃には正午近くになっていました。昼食場所の歳時記会館に向かう途中、只見川の水鳥を抜かりなく観察し、鳥の種類を20以上にしていたイサム隊長の熱意(意地?!)も見えました(笑)。
 今回は事件もありませんでしたが、林道は爽やかな風が吹き、鳥の声に耳を澄ませながら歩くのは心地よく、楽しい時間を過ごせました。 (トモコ)

バードウオッチングの写真
上の写真:小戸沢林道を観察(帰路)1歳児も頑張って歩きました!
写真2枚目:葉っぱが大きいブナ
すぐ上の写真、左上から:コタニワタリを撮るイサム隊長/クロサンショウウオの卵塊/クロサンショウウオの卵の中で泳ぐ小さな幼生/ユキグニミツバツツジの花/アワガタケスミレの花/水鳥カウントしてやったぜ!の図

2017年6月3日

第17回 総 会

民宿 いわさき荘 参加23名

 平成28年度事業報告と決算報告及び29年度事業計画案と事業予算案が無事承認されました。総会終了後は、例年通り懇親会となりました。

2017年9月19日

瀬畑さんを囲みDVD上映会

ひとっぷろまち湯 参加18名

 DVD「天然キノコを探そう」の上映会を行いました。DVDに出演・監修された渓流釣りの名人でキノコにも詳しい瀬畑雄三さんにご参加いただき、DVD上映後、キノコのお話を伺いました。キノコ狩りのポイントは、まず「山見」。山見とは、山に入る前に山全体を眺めてみることで、青い森があるところがキノコが生えている場所だそうです。ただし、杉林にはキノコはなくて、自分が食べられることをよく知っているキノコしか採らないそうです。
 上映の後は、皆さんでうまいお酒をおおいに飲み、歓談し、親睦を深めることもできました。キノコ狩りのシーズンを前に、有意義な会になりました。(まこと)

2017年10月23日

キノコ鍋を楽しむ会

雨にも負けず、風にも負けず…
青少年旅行村いこいの森 参加11名

 雨風の中、好き者が。さすが学ぶ会!
 11時からムツさんを中心に手際良くキノコ鍋の用意を始め、乾杯後の11時45分には食べ始めました。キノコはムキタケ、マスタケ、ナラタケ、クリタケ、アブラシメジ、ショウゲンジ等々。里いも、豆腐、ネギ、鶏肉、糸こんにゃくでシンプルな味付けに。なんと醤油はヤマサ醤油。あのヤマサではなく只見のヤマサです。そう、無添加自家製醤油を弘さんに差し入れてもらいました! その他持ち寄りの副菜は栗御飯、イナゴ唐揚げ、ヤマゴボウ漬け、菊花お浸し、その場でのホンシメジ酒蒸し、マコモダケ焼き等々、多彩に沢山。全員で秋の実りを十分堪能しました。(a­-killer)
持ち寄ったキノコで講習会 キノコ鍋を楽しむ会、台風の風雨のさなか、肌寒いどごで、よぐもたいじぇー集まっだもんだぁ。着くや、ビール飲み始めでだ人もいだなぁ。だども、料理のまえに講習会もちゃんと、やっただぞ。見でみやれ。このムツアネとa­-killerあんにゃの真剣な顔! どっちもキノコオタクの顔だぁ。ムツアネ、キノコ鍋うまかったぞや。キノコを事前に用意してけやったO宮ご夫婦、ムツアネごっつおさまでした。それど、うわさのマコモタケもうまかったずや。(イサム)


2017年10月23日

定例会

青少年旅行村いこいの森 参加11名

 台風襲来中のキノコ鍋を楽しむ会の後に定例会を行ないました。議題は次のとおりです。
1.今年度の残り事業案「八塩田に行こう」「熊撃ちの話を聞こう」の確認
2.加藤先生講演会は2月頃予定
3.勇学をしばらくぶりに行います。日程は検討中
4.忘年会は場所(福喜屋さん)を確保、日程は検討中

2017年11月28日

忘年会

民宿 福喜屋 参加18名

 黒谷の福喜屋さん2階のお座敷で忘年会。「嫁に来て30年、やっと福喜屋さんの鯉のうま煮が食べられた」という会員がいるほど有名な福喜屋さんの鯉料理。その他、たくさんのごちそうをいただきました。最近入会された会員も参加され、只見のディープな情報など、豊富な話題で盛り上がりました。