2011年1月11日(日)

ガンカモ類全国一斉調査

1月9日が全環境省自然環境局が主催する第42回ガンカモ類の生息調査の調査日でしたが、悪天候のため延期し、きょう行ったカウント結果を報告します。

滝 湖
1 オオハクチョウ 7
2 コハクチョウ 36
3 マガモ 177
4 コガモ 180
5 カルガモ 15
6 ホシハジロ 50
7 キンクロハジロ 22
7 カワアイサ 2
合計 8種類 489羽
只見湖
1 マガモ 290
1 カルガモ 81
1 コガモ 15
1 ヒドリガモ 7
1 ホシハジロ 143
1 キンクロハジロ 63
1 カワアイサ 3
1 オオバン 8
合計 9種類 611羽

滝湖のハクチョウの半分以上が十島の下手にいるので、道路からは見えにくい場所です。餌付けをしていないから寄ってこないのでしょう。オオバンは3年前から定着しています(写真)。

天気が悪く水鳥見えず2011年1月16日(日)

水鳥観察会

参加7名

水鳥観察会は、出かけてみたものの、大雪による悪天候、視界不良で30分で中止となりました。かわりに、代表宅で学ぶ会講座「只見町の民具」と題して代表の話を聞きました。


2011年1月16日(日)

定例会

参加11名

「まほろば」で昼食とりながら1月定例会を行いました。話し合ったことは、次のとおりです。

(1)2月の雪まつり時のイベントとして旅行村で雪遊び
(2)3月から4月にかけてのユビソヤナギ調査。ユビソヤナギ調査報告書作成にあたり再調査が必要

(3)つくば市の森林総合研究所訪問について
(4)4月2〜3日、バードカービング教室を開催

2011年2月12日(土)

雪まつり雪遊び

参加17名 9:30〜11:00

ブナセンターに集合して、各自、かんじき、スノーシュー、スキーをつけて、旅行村へ。旅行村のコナラの林で遊んだあとは、用意したおしることお餅を完食。楽しみました。

2011年4月6日

定例会

参加12名

(1)ユビソヤナギ調査はとりあえず3名で必要事項の確認作業
(2)ブナセンター館長就任祝いを4月27日 叶津番所で持ち寄りと叶屋さんの料理で行う
(3)5月15日にバードウオッチングをブナセンター8時集合で実施
(4)6月11日、学ぶ会10周年記念講演(伊沢正名さん)と総会を旅行村古民家で行う
(5)4月予定ユビソ観察会はブナセンター主催で学ぶ会が協力
(6)ユビソヤナギの花が咲いてるうちに再調査の打ち合わせ

2011年4月10日

第1回 ユビソヤナギ調査報告書作成のため現地確認

参加3名

ユビソヤナギ調査報告書作成のため、自生地の分布状況を地図に落とし込みながら、気になる所をチェックしました。今回は1回目として、只見・柴倉j橋から伊南川をさかのぼり、黒谷川流域まで、こまめに車を止めながら調査しました。

2011年4月27日(日)

館長歓迎会と退職祝い

叶津番所 参加20名 18:00〜

鈴木和次郎さんの只見町ブナセンターの館長就任と、学ぶ会事務局長の和子さんの退職を祝って、叶津番所に集まりました。各自が手料理と酒を持ち寄り、会員でもあるビストロ叶屋さんの料理、差し入れのお酒もあり、盛大に開かれました。お二人には、記念品としてポロシャツをプレゼント。なごやかな会となりました。

2011年4月17日

第2回 ユビソヤナギ調査報告書作成のため現地確認

参加4名

4月10日の続きとして今回は、黒谷川出合から伊南川をさかのぼり、南会津町山口まで。

内川、浜野間のユビソ2011年4月18日

第3回 ユビソヤナギ調査報告書作成のため現地確認

参加3名

昨日に引き続き、山口から流域最奥の自生地、内川まで調査をし、3日にわたる現地確認を終えました。
写真は、浜野、内川間のこの流域ではもっとも大きいと思われるユビソヤナギです。


2011年5月15日(日)

春の草花観察会とバードウオッチング

ブナセンターと共催 参加10名

ブナセンターに8時に集合し、例年通り、寄岩林道で午前中行いました。確認した鳥は20種でした。
アオジ、ウグイス、ホオジロ、クロツグミ、キセキレイ、エナガ、ヒヨドリ、ツツドリ、ハシブトガラス、アカゲラ、コゲラ、トビ、サシバ、オシドリ、カルガモ、カワアイサ、アオサギ、カワウ、カワセミ、カワガラス
鈴木和次郎さんの解説で観察した植物は、ハナウド、サイハイラン、セツブンソウ、コシジシモツケソウ、アケボノスミレ、コシノコバイモなどでした。

2011年6月11日(土)

只見の自然に学ぶ会10周年記念事業
講演会「くさってつながる命の環」

講師:糞土師・伊沢正名氏
只見町青少年旅行村いこいの森・古民家 参加29名

10周年記念講演は、伊沢先生の信念で実践されてる、地球に優しい「ノグソ」のお話しでした。リアルなスライドを交え、ノグソをし続けるワケや、ウンチが分解され自然に還る過程をとても楽しく熱弁されました。
■伊沢正名氏は、信念のノグソを始めて36年、トイレでせずに10年、その思いは、自分が排出するものを自然の循環のなかに組み込もうという信念からだと言います。キノコ、コケ、菌類を撮影し、出した図鑑類は30冊以上という写真家でもあります。

平成23年度 総 会

参加24名 16:30〜

記念講演に引き続き、平成23年度総会を同じ旅行村古民家で開きました。23年度予算では、ユビソヤナギ調査報告書発行のため昨年受賞した「みんゆう環境賞」の賞金を含む積立金から支出することが了承されるなど、予算・決算、事業報告が承認されました。
総会終了後は、講師の伊沢さんや、ふだんなかなかお会いできない町外の会員とも懇親を深め、きょうの主題・ウンゴ談義が果てることなく続きました。会員の尽力でお好み焼き、サケのチャンチャン焼き、山菜の天ぷらなど、ごちそうが並び、古民家に宿泊とあって、遅くまで盛り上がりました。

2011年6月12日(日)

只見の自然に学ぶ会10周年記念事業
観察会「お尻で見る葉っぱ図鑑」

講師:糞土師・伊沢正名氏

講演会、総会の翌日は、同じく旅行村で「お尻で見る葉っぱ図鑑」と題して、ノグソの研究会(?)となりました。伊沢さんにノグソに使う道具や、そのやり方のお話しがあり、排便したあとにお尻をふくためにどんな葉っぱが適しているか、旅行村の林の中へ探しにいきました。みんなで持ち寄った葉っぱの中から、お尻にやさしい葉っぱに選ばれたのは、ヤマゴボウと桐の葉っぱでした。 「仕上げにミントの葉っぱでさわやかに」という伊沢さんの発言に大笑い、なごやかな観察会でした。

伊沢さんのノグソ用具伊沢さん


2011年7月12日(火)

ユビソヤナギ調査

参加2名

布沢川の支流、田沢川へユビソヤナギ調査。No.2497、2498をカウントしました。

2011年7月12日(火)

ホタル観察会

参加23名

大倉の只見考古館に20時に集まり、近くの田んぼや山際でホタルを観察しました。ゲンジボタル、ヘイケボタル、クロマドボタルが観察できましたが、数はどれも少なめでした。
その後、場所を小林の野々沢、黒沢と移動して観察、黒沢ではかなりの数が見られました。

貝津さんの薬草講座はサンプルがいっぱい2011年9月23日(金)

第10回 只見の自然に学ぼう会
講演会「からだに合った薬草の使い方」

講師:貝津 好孝氏
参加30名 13:30~15:30

ブナセンターセミナー室で開かれた学ぼう会は、薬草研究家であり、管理薬剤師、日本冬虫夏草の会事務局長の貝津好孝さんに薬草についてお話しいただきました。身近な薬草の使い方、逆効果の使い方や注意する点など、多くの薬草、漢方薬を持ち込んで解説していただきました。たくさんの質問が出て、みなさん熱心に聞き入っていました。

2011年9月23日(金)

定例会

参加19名

講演会終了後、ブナセンターのレストルームで定例会を開催。これからの予定、計画について話し合い、また新入会員の紹介がありました。

ˆみなさん必死に冬虫夏草を探しています2011年9月24日(土)

第10回 只見の自然に学ぼう会
観察会「只見の冬虫夏草を探そう!」

講師:貝津 好孝氏
参加20名 9:00~12:00

蒲生川真奈川出合のあがりこの森で冬虫夏草観察会を開催しました。入林してすぐにサナギタケが数個体見つかると、みなさんがぜん熱心になり、地面に這いつくばっていました。
合計で8種、29個体の冬虫夏草が見つかりました、途中、鈴木和次郎さんからブナのあがりこ、かじご焼き(炭焼き)の説明をしていただきました。今回の観察会は日本冬虫夏草の会会員3名、魚類研究員、和次郎さん、プロカメラマンと豪華な参加者で、天気も良くみなさんに喜んでいただけました。最後に貝津先生から、今日見つけた冬虫夏草の解説をしていただき、たいへん冬虫夏草の多いエリアだとのことでした。

2011年12月10日(土)

森林もりの分校ふざわ」で忘年会

参加18名(宿泊11名)

今年は豪雨災害もあり、復旧工事のあり方とこれからの只見の自然とのかかわり方などが話題となりました。ブナセンターで特別展示されてるイラストを描かれた平田美紗子さんをゲストに、分校のおばちゃん料理(蕎麦、餅、岩魚その他)で花泉の一升瓶もすぐ空っぽになり、どんだけ飲んだでしょうか。
この夜は22時過ぎから皆既月食が始まり、凍てつく夜空を皆で見上げ、完全に月が隠れるまで見ていました。